4.足を引きずりながら ホレズム王国の古城(カラ)回り

朝8時起床。ホテルの朝食を食べて、9時からホレズム王国の古城(カラ)回りに出発。今回10個のカラを1日かけて回る。ドライバーがホテルに迎えに来てくれた。ホテルで水1lをもらって出発。これは料金に入っている。

カラはウルゲンチの北、カラカルパクスタン共和国にある。ここはウズベキスタンの法律内で独立している自治領だ。

まず最初のカラはDumon Kala。ここは線路沿いにある。タシケントからヌクスを通り、カザフスタンへ抜ける電車が通っている。小さな丘みたいなものが残っており、この上に上がれば絶景が見られる。

次にGuldursun Kala。ここは12世紀に建てられた要塞都市。巨大な城の壁が残っている。中は空洞。壁の周りを一周して回った。

次にKoykirilgan Kala。ここは円形になっている小さなカラ。ここで坂を登る際に右足のふくらはぎに衝撃が走る。肉離れを起こした。病院に行くかとドライバーに尋ねられたが、ここで中断していてはこの先のカラを回れない。なんとか引きずりながらも歩けるレベルだったので、引き続き回ってもらうことにした。

次にAngka Kala。1~3世紀、東への交易路を守るため東端に建てられた。もうあまり歩き回ってはいられない。足を引きずりながら少しだけ見学。

ここで昼食。ドライバーさんが持ってきていたナンとゆで卵、チーズ、ハムをいただく。

食べ終わり引き続きJanbas Kala。古代初期の古城。ここは規模が大きい。

そしてBig Kirkkiz Kala。紀元前4世紀~紀元後7,8世紀のもの。平面が長方形で二重壁がある。ここも非常に大きい。しかし足が痛いのであまり歩き回ることはできない。

続いてAyaz Kala。周辺には3つの要塞が集まっている。7~8世紀のものと考えられている。ここはユルタキャンプがあり宿泊できるようになっている。トイレがあるのはここだけなので、トイレはここで済ませておかないといけない。ここから回る3つのカラは有料で入場料がとられる。ここは保存状態がよく、カラまで少し歩いて登らないといけない。足を引きずりながらなんとかカラまで行く。高台になっているので絶景だ。あまり歩き回らずに戻る。

続いてToprak Kala。2~3世紀、ホラズム王の王宮だった。4世紀初頭に一時的に放棄され、いくつかの修復が行われた後、行政要塞として使用された。ここは小さいが、わりと残っている。

そしてKizil Kala。1~4世紀に建てられたが、放棄され、12~13世紀に再建された。ここの外壁は一番保存状態が良い。

そして最後にKavat Kala。灌漑システムの中心地として11~13世紀にかけて繁栄した集落に囲まれてきた。小さくあまり状態も良くない。ここは民家のそばにあった。10個のカラを回り終わって、ホテルに戻る。

夕食はKhorzem Art Restaurantに行くが、どうやら臨時休業。仕方ないので昨日行った隣のレストランへ。チキンケバブとサラダとビールを食べる。ホテルに戻り、シャワーを浴び就寝。23時。

【出費の記録】
現金払いは1 soʻm =¥0.0128、US$ 1 = ¥162.49で換算
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カラ回り(10個)US$ 60
アヤズカラ、トプラクカラ、キジルカラ 15000 x 3 = 45000 so’m
夕食(チキンケバブ,ビール,サラダ)100000 so’m
水1.5l 10000 so’m
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計 US$ 60 + 155000 so’m = ¥11733

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