朝7時過ぎ起床。8時からホテルで朝食。ビュッフェ会場へ。
いやこの会場はすばらしいスペース。ガラス越しにプールがあり、そしてエーゲ海を一望できる絶景である。
朝から感動。
朝食もいろんな種類のパン、ギリシャヨーグルト、コーヒー、紅茶、ジュース類、野菜、果物などたくさんあり、とても充実している。途中猫もやってきて美味しくゆっくり食事をいただきました。食後にプールサイドの椅子でゆっくりエーゲ海を眺めてから部屋に戻る。
9時過ぎに歩いてデロス島行きのフェリー乗り場へ。ホテルからショートカットの道を約10分ほど下ると到着。帰りは上りなので20分ほどかかるかも。フェリー乗り場のところにチケットブースがある。ツアーは入場料込で€60、船のみは€22。別途入場料は€8だ。
船のみのチケットを買って乗り込む。1階は室内席、2階がオープンになっていて、2階の左サイドの席に陣取った。約30分の船旅である。定刻通り10時に出発。観光客でいっぱいだ。しかし日本人はまったく見ない。ここに来るまでも日本人はほとんどいなかった。
船が出発するととてもさわやかな風が吹き抜ける。日差しは強いんだが湿気が少なくさわやか。これぞエーゲ海クルーズ。海の色がなんとも言えない濃青で、素晴らしい絶景が広がる。あっという間にデロス島に到着。
さて、ここデロス島はギリシア神話でアポロンとアルテミスが誕生したとされる島、そして歴史的にはデロス同盟が結ばれたことで知られる重要な島である。そして世界遺産にも指定されている。私は世界遺産好きなので、このデロス島に行きたかった。そのためにはミコノス島からしか出ていないデロス島行きフェリーに乗らなければいけない。そのためミコノス島に来たのだ。
ギリシャへ来ると何かとギリシア神話関係のものが多くあったり、歴史に関係する古代遺跡があるので、行く前にギリシア神話や古代ギリシアの歴史については勉強してきたほうがより楽しめるだろう。
デロス島は無人島で観光するにはこの日帰りのフェリーに乗らなければいけない。現在は朝10時と夕方17時発、帰りは13時半、20時の2便のようである。
到着し、チケットブースでチケットを買って早速回る。とにかくここは遺跡しかない。右回りに回っていく。
まずは古代人の住宅地やその中にあるディオニソスの家やクレオパトラの家を回る。ここは古代の富豪たちの邸宅。ディオニソスの家にはモザイク床が残っている。クレオパトラの家のモザイクは剥がれていて見れなかった。
そして貯水システム跡、古代劇場を通り、仮面の家、ドルフィンの家と回る。仮面の家の奥の方に行くと家の中が見れ、ここにはモザイク画が残されている。ここは奥にあって気が付きにくいが、きれいに残っているので必見かもしれない。
途中標高約110mほどのキントス山に登る。むちゃくちゃしんどいが、途中休憩を入れながら約20分かけて登った。登りきったところがゼウスの聖域と呼ばれるところだ。上からの眺めはもちろん絶景。上で休憩後下りる。
そして引き続きイーシスの神殿、シリア人の神殿、イノポスの貯水池と回った。その後博物館が途中にあるのだが閉まっていた。そして古代体育場、聖なる湖、ディアドゥメノスの家、コメディアンの家、ポセイドンの柱廊、ライオン像、イタリア人のアゴラ、レトの神殿、アンティゴノスの柱廊、アポロン神殿、フィリップ5世の柱廊と回った。
13時半のフェリーに間に合うようにフェリー乗り場へ。ミコノス島まで戻る。
14時となり、お腹が空いたので近くのNiko’s Tavernaで昼食。ここはホテルで教えてもらったところだ。まあまあ客の入りもよいので入ってみた。定番のギリシャサラダ、ムサカとオレンジジュースを頼んだ。パンは強制的についてくる。味はまずまずだった。
ムサカはラザニアみたいなやつでわりと美味しかった。ギリシャサラダはホテルでも食べたのだが、トマト、玉ねぎ、ピーマン、キュウリ、オリーブにヤギのチーズが乗っている。サラダにはテーブルに備え付けてあるオリーブオイルと酢をかけて食べる。サラダ自体美味しいのだが、このヤギのチーズが少し塩っ辛い場合があるのが気になった。
食べ終わり、ミコノスタウンを散策。路地には土産物屋や飲食店が並んでいて、白に赤や青の装飾で、どこをとってもインスタ映えの景色。迷路のような道を当てもなくうろうろする。
途中嫁が気に入ったTシャツがあったようでTシャツを買った。そして地球の歩き方が貼ってあるオリーブオイルという店にふらっと入ったらマスティハキャンディーを試食させてもらった。マスティハというのは抗ピロリ菌、歯周病予防などの効能があると言われユネスコの無形文化遺産にも登録されている。その後有名なカトミリの風車やリトルヴェニスにも行ってみた。
16時になり歩き疲れたので休憩。Trio Bambiniという店でジェラートとミルクシェイクを飲んでゆっくりした。このミコノス島は、6月中旬は日差しはきついが、湿気がなく風がさわやかで非常に過ごしやすい。風がきついので紐付き帽子は必須。サングラスもあったほうがいいかもしれない。
休憩後チェックしていたil forno di Gerasimoというパン屋でパンを買い、有名なJimmy’s Gyrosでチキンギロスを買い、ホテルに戻る、その後歩いて2分のところにあるBazzarというスーパーで買い物をしホテルに19時頃戻る。
ちょうど今は夜21時頃まで明るいので時間を見ずにうろうろしていると知らぬ間に21時になってしまうので遊び過ぎに注意。
シャワーを浴び、今日は買ってきた、パンとギロスで軽く夕食。
シリアル風のパンはなかなか美味しい。そしてごまがいっぱいのカリカリの長細いパン、これはいろんなところで売っているがとてもうまい。そしてギロスは外の生地はやわらかい生地で中にはポテトとチキンと野菜。マクドのポテトも一緒にいかがですかのポテトも一緒に入ったものと言う感じのジャンクフードだ。味はまずまず。
その後早めの就寝。1万8千歩も歩いた。そら疲れるわ。
【出費の記録】
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デロス島フェリー往復 22 x 2 = €44(¥6726)
デロス島入場料 8 x 2 = €16(¥2446)
トイレ €1(¥153)
Tシャツ €25(¥3825)
Niko’s Taverna
(ギリシャサラダ11,ムサカ12,オレンジジュース5,パン4,チップ3) €35(¥5351)
Trio Bambini
(ジェラート マンゴ+ピスタチオ 7,バナナピーナツバターシェイク13.5) €20.5(¥3135)
il forno di Gerasimo (パン 4つ) €4.47(¥684)
Jimmy’s Gyros (チキンギロス) €6(¥918)
スーパーBazzar
(水1.5l 0.32,オレンジジュース250ml 0.35,モンスターマンゴジュース1.53,
バレンシアオレンジ0.2,ヨーグルト3個2.88) €5.28(¥807)
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計 €157.25(¥24045)